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研究実績
産業医科大学医学部 第2外科は各専門分野において、様々な研究実績を持っております。ここでは各専門分野の実績をご紹介いたします。
腫瘍免疫 分子生物学
1991年にBoon博士らにより初のがん拒絶抗原のMAGE遺伝子が同定されて以来、分子生物学、免疫学的手法の進歩により、数多くの腫瘍抗原が同定され、腫瘍に対する免疫応答が詳細に解明されるようになっています。それに伴い、腫瘍抗原を標的とした特異的免疫療法についての臨床試験が、さまざまな固形がんに対して試みられ、がん免疫療法の新たな可能性が追求されていきました。抗体療法と同様にがんワクチン療法が、がん治療の一角を担う日も、そう遠くはないものと期待されます。しかし、がん幹細胞の概念やがんの免疫逃避機構の解明が進むにつれて、まだまだ解決しなければならない問題点も明らかにされつつあります。
がんワクチン療法
いろいろながん腫におけるがん抗原の同定およびそれらの認識機構および免疫学的評価が詳細に解析されたことより、後期臨床試験に入ったもの、さらには実地臨床における使用を承認されたものが登場する時代を迎えています。
当教室では、三重大学 珠玖 洋教授を代表責任者とするスーパー特区(がんワクチン)の事業の一環として、疎水化多糖類コレステロール化プルランを、がん抗原と組み合わせた複合体ワクチンの臨床試験に取り組んでいます。これまでに、乳がん患者さんを対象としたHER2蛋白およびMAGE-A4蛋白を用いた肺がんワクチンの臨床試験を施行してきました。
さらに肺がん手術後の患者さんを対象にMAGE-3抗原を標的としたワクチン療法(MAGRIT試験)に参加しています。
T細胞受容体遺伝子導入を利用した細胞療法
CTLを体外において、大量に培養し養子免疫療法がなされ、その有用性を示す報告は多数認められますが、免疫抑制状態にある担がん患者さんの血液より腫瘍特異的CTLを誘導することは、容易ではないのが現状であります。そこで、がん抗原得的なCTLクローンからT細胞受容体遺伝子を単離し、さまざまなTリンパ球に導入することにより、腫瘍特異的CTLを大量に培養する基礎的研究を行っています。
文責:医学部 第2外科, 更新日:2011年03月10日
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